工学

「3Dふくしま」プロジェクションマッピングで環境研究を「触れる化」したい!

福島の復興と環境研究の情報をわかりやすく、面白く発信するために立体地図へ投影する双方向型コンテンツを開発します。

五味馨(国立環境研究所)
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これまでに集まった金額
¥411,000
41.1%

サポーター

52

残り

21

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このプロジェクトは、までに目標金額の¥1,000,000が集まれば成立します。

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研究者の説明はむずかしい?!地域の人たちに理解してもらうには?

国立環境研究所では震災・原子力発電所事故の発生した直後から、いろいろな分野で復興・災害対策を支援する研究をしてきました。災害で発生した廃棄物の管理や、放射線量が高くなったり、住民の方々が避難した地域での生物の調査などの課題があります。

私たちのグループでは環境にもよい復興のビジョンを探るため、福島の環境・社会・経済のデータを集めて解析し、地域の特徴にあった技術・事業を立案したり、地域の将来像をコンピューターシミュレーションで描き出したりしてきました。最近ではSDGs(持続可能な開発目標)が広まったことや脱炭素に向けた動きが本格的になってきたことから、地域資源を活かした持続可能なまちづくりをテーマに研究をしています。

そうして得られた研究成果は、わたしたち研究者にとっても興味深いものでしたが、地域づくりにも役立つに違いない!と自信を持って、地域の人たちに向けて公表してきました。

参考リンク:まちづくりを研究でサポート、福島をモデルに | FRECC+

ところが。

私たちの発表を聞いた方々からは「むずかしい」「よくわからない」「きっといいことをしているのだろうけど、もっと分かりやすく発信して欲しい」という反応がとても多かったのです。ふだん私たちは学会で同じ研究者相手に発表していますから、そのまま一般の方に向けて紹介してもわかりづらいのは当たり前でした。そこでプレゼンテーションに色々な工夫をしましたが、やはりどうしても難しくなってしまう。これは発表の技術だけではなく、根本的にもっと別のやり方が必要なのではないかと考えました。

 

「3Dふくしま」の開発と公表

そこで思いついたのが「立体化」です。それもバーチャルではなく、本当のモノで。「見える化」からさらに踏み込んで「触れる化」と言ってもよいでしょう。これまでにも平面の地図にデータを表示することはありましたが、地形を再現した立体的な地図にすれば実感があってもっと分かりやすいのではないか?

最初は全く手探りで始めましたが、何通りかの方法を試しているうちに「これは絶対に面白い!」と確信しました。半年ほどで、机に乗るサイズの福島県の真っ白な立体地図に、スタンドに取り付けたプロジェクタで高さ2mから地図を投影する立体地図プロジェクションマッピングの試作機セットができました。

自作した福島県地図のプロジェクションマッピングの試作機

これを「3Dふくしま」と名付けて、研究所の一般公開や出前講座で展示し、衛星画像や研究成果をマッピングした地図を映して研究内容を解説すると期待通りに好評。ようやく小学生のお子様から大人の方まで「わかりやすい」「おもしろい」と言って頂けるようになりました。

これを知った方から出張展示を依頼されることも増え(一番遠いところでは北九州市まで行ったことがあります)、2020年夏には専用の大型装置を造って福島県環境創造センターの交流施設「コミュタン福島」で常設展示を開始しました。

2020年夏に完成した「コミュタン福島」専用の展示装置

   

福島県の立体白地図。東西1.5メートル、南北1メートルほどあります。

実際に立体にしてみると、例えば人は地形の平らなところに集まって住んでいて斜面の急な地域には少ない、野生動物でもイノシシとクマでは捕獲された場所がかなり分かれている、太陽光発電所は平らなところ・風力発電所は山の上に建設されていることが多い、といったことが手に取るようにはっきりわかります。

立体地図にプロジェクターで映像を投影したようす。これは標高で色を塗り分けたもの。

 

参考リンク:福島県プロジェクションマッピング「3Dふくしま」

 

みなさんからのご支援で実現したいこと

3Dふくしまを使って、以前よりも分かりやすく、面白く、私たちの研究成果や福島県の環境・社会のことを見て頂けるようになりました。しかし、3次元マッピングのコンテンツは研究のデータを地図に変換し、色や動きを工夫してアニメーション化し、解説のナレーションも収録した大掛かりなもので、これをつくるのが実はけっこう大変です。私たちのチームではこれまでに7種類のコンテンツを公開することが出来ましたが、今もまだ実装できてないネタが沢山あります。

例:

・福島県の野生動物の生息状況(哺乳類、鳥、虫)
・気候変動/地球温暖化による健康や産業への影響
・自然災害と地形の関係(大雨、水害、大雪、暑熱など)
・高齢化や人口減少の現状と将来の見通し
・福島の地域資源(観光資源、特徴的な一次産品)
・県内での人の移動(鉄道の運行や道路交通)
・避難指示の解除された地域での社会経済活動の復興・再開状況

こういった調査・研究成果のストックがまだまだあります。今回ご支援をいただいて、こうした情報を3Dマッピングに展開してアニメーション・ナレーション解説つきのコンテンツを作成し、3Dふくしまを通じて福島の環境や復興状況をたくさんの人に楽しく知ってもらいたいと考えています。

コンテンツの制作風景。研究者とクリエイターが打ち合わせを重ねて研究成果のビジュアル化やストーリーを考え、解説音声や演出を加えて投影するアニメーションを制作します。

 

ご支援へのリターンについて

10,000円以上のご支援で、ご家庭で福島県の立体地図プロジェクションマッピング装置を手作りできるセット「3DふくしまHome」制作キットをお届けします。完成したらすぐに映写して楽しめる地図画像が印刷された透明シート付きです。

[3DふくしまHome制作キット]
・100万分の1 福島県立体白地図 ×1
・手作りプロジェクターキット(レンズセット、本体型紙、懐中電灯※)×1 ※電池別売り
・福島県地図投影シート(衛星画像、標高段採図、クマ&イノシシ捕獲地点etc)×1

お届けするキットの試作品

【リターンの一覧表】

【ご寄附をいただくみなさまへのお願い】

領収書の発行について

領収書については、ブルーバックスアウトリーチでの募集終了後、手続きを経て、国立環境研究所に寄附金が入金されたのちに、ご送付となります。 領収書の発行日は、お申込受付日やカード決済口座からの振替日ではなく、国立環境研究所への入金日となりますので、あらかじめご了承ください。 本プロジェクトが成立した場合の入金日は2022年8月中旬、領収書送付は2022年9月下旬の予定です。

お知らせ

多くのみなさまからのご支援お待ちいたしております!
募集期間中のプロジェクトの進展は随時お知らせしていきます!

よくある質問

「寄附型」プロジェクトとは、どのようなものですか?(枠組み/個人情報の取り扱いなど)
ブルーバックスアウトリーチ事務局がお答えします。

「寄附型」プロジェクトでは、起案者である研究者の方が呼びかけ人となってプロジェクトを行い、所属している大学等の基金などへの寄附を呼びかけるプロジェクトです。ブルーバックスアウトリーチでお支払いいただく支援金は、そのまま大学等の研究機関の寄附受付口座などに届けられます。

こうしたプロジェクトでは、「寄附型」ではないプロジェクトとは異なり、支援者のみなさんの寄附を受け付ける(寄附契約を結ぶ)のは、各大学等の寄附基金になり、領収書の発行や、リターンの発送なども、原則として各大学等から行われます。

これらの寄附、および各大学等が行うリターンなどの業務のため、ブルーバックスアウトリーチは、必要な個人情報を、大学等と共有させていただきます。

より詳しくは、「利用規約(寄附型プロジェクトに関する特則)」をご参照ください。
支払い方法はクレジットカードのみのようですが、他の支払い方法には対応できませんか?
ブルーバックスアウトリーチ事務局がお答えします。

本サービスは、クレジットカード会社が提供する「与信枠確保」の仕組みを利用し、プロジェクトが成立するまではお引き落としを発生させずに、支援を表明いただける機能を提供しています。

このため、基本的にはクレジットカード以外の決済手段には対応しておりませんが、一部条件がそろった特別な場合には、銀行振込での支援もお受けすることができることがあります。お手数ですが、まずはページ下部の「お問合せ」からフォームにてお問合せください。

また、「クレジットカードのように使えるカード」として提供されているバンドルカードについては、クレジットカードとは機能が異なるため、プロジェクト終了日から40日未満の場合しか、支援をいただくことができません(手続きは可能ですが、40日以上募集期間があるうちにバンドルカードで支援をいただいても、募集の終了前にキャンセル扱いになる可能性があります)。また、提供会社によって規則が異なるため、すべてのバンドルカードをご利用いただけるかどうかは、本サービスでは保証しておりません。あらかじめご了承ください。
法人から寄附をしたいと思っていますが、可能でしょうか?
ブルーバックスアウトリーチ事務局がお答えします。

ブルーバックスアウトリーチは、基本的には個人からの寄附に対応させていただくことを中心にサービスを提供していますが、とくにご連絡をいただいた場合は、可能な範囲で別途、ご対応させていただいております。まずはページ下部の「お問合せ」からフォームにてお問合せください。
申し込みをした時点で、クレジットカードから代金が引き落とされるのですか?
ブルーバックスアウトリーチ事務局がお答えします。

このプロジェクトは、みなさんのお申し込みによって目標金額を達成し、かつ募集期間が終わったとき、「プロジェクト成立」となり、その時点で決済が確定します。詳しくは、利用規約もご確認ください。
プロジェクトに申し込んだあと、募集期間の終了までに、申し込みをキャンセルすることはできますか?
ブルーバックスアウトリーチ事務局がお答えします。

お申し込みをいただいたあとでのキャンセルは、原則としてお受けしておりませんので、十分注意してお申し込みいただけますようお願い申し上げます。詳しくは、利用規約もご確認ください。
リターンのお名前掲載は希望しないこともできますか?
可能です。お礼メールをお送りした際に、お名前掲載の可否のご希望をお伺いします。

五味馨

国立環境研究所
福島地域協働研究拠点(地域環境創生研究室)
室長

研究内容

地球温暖化対策、持続可能な地域シナリオ

自己紹介

北海道生まれの三重育ち。京都で研究員をしていましたが国立環境研究所が新たに福島に拠点をつくると聞いて2016年にやってきました。世界17カ国を飛び回って温暖化対策研究をしてきましたが本当はテレワーク大好きのインドア派。

プロジェクト数

1

プロジェクトについて質問する

リターン

¥1,000

HP/クレジットにお名前掲載

+HPとクレジットにお名前掲載
+お礼メール

「3Dふくしま」のWEBサイトと制作したコンテンツのクレジットに支援者としてお名前を掲載します。プロジェクト成立後に活動内容をまとめたお礼メールをお送りいたします。

 

残り58個

9人が支援

¥3,000

「3Dふくしま」グッズ

+HPとクレジットにお名前掲載
+お礼メール
+3Dふくしまグッズ

「3Dふくしま」のオリジナルマスキングテープとシールをお礼品としてお送りいたします。

 

残り32個

14人が支援

¥5,000

福島立体白地図

+HPとクレジットにお名前掲載
+お礼メール
+3Dふくしまグッズ

 

「3DふくしまHome」制作キットに含まれる100万分の1の福島県立体白地図(東西約20cm、南北約15㎝)をお送りします。地図のみです。(画像は試作品のため、お送りする立体地図と材質・加工精度などが異なる可能性があります)

残り25個

5人が支援

¥10,000

「3DふくしまHome」制作キット

+HPとクレジットにお名前掲載
+お礼メール
+3Dふくしまグッズ

 

「3DふくしまHome」制作キットをお送りします。キットには以下のものが含まれます。

・100万分の1福島県立体白地図
・手作りプロジェクタ用のレンズ
・手作りプロジェクタ本体の紙型、設計図
・手作りプロジェクタ用のライト
・映写シート
・組み立て説明書

プロジェクタ本体は紙型、設計図からご自身で段ボール等から工作して頂く必要があります。

 

残り131個

19人が支援

¥20,000

キット制作ワークショップ

+HPとクレジットにお名前掲載
+お礼メール
+3Dふくしまグッズ
+3DふくしまHome制作キット

 

「3DふくしまHome」制作キットに加えて、担当研究者によるキット制作ワークショップにご招待します。ワークショップは福島県での開催、または別日程でのオンライン開催を予定しています。

残り18個

2人が支援

¥20,000

オンライン特別講演会

+HPとクレジットにお名前掲載
+お礼メール
+3Dふくしまグッズ
+3DふくしまHome制作キット

 

「3DふくしまHome」制作キットに加えて、担当研究者によるオンライン講演会にご招待します。持続可能な地域づくりについて、脱炭素・復興・SDGsなどの視点からお話します。

残り12個

3人が支援

¥50,000

「3Dふくしま」現地実演解説

+HPとクレジットにお名前掲載
+お礼メール
+3Dふくしまグッズ
+3DふくしまHome制作キット
+オンライン特別講演会参加
+3Dふくしま現地解説参加

福島地域協働研究拠点での研究者による「3Dふくしま」実演解説・展示案内にご招待します。常設展示では未公開の地図もご覧いただけます。会場までの旅費は支援者の負担になります。

残り10個

0人が支援

¥200,000

カスタム立体地図

+HPとクレジットにお名前掲載
+お礼メール
+3Dふくしまグッズ
+3DふくしまHome制作キット
+オンライン特別講演会参加
+3Dふくしま現地解説参加

 

日本国内のお好きな地域の立体白地図をカスタムメイドでお届けます。「3DふくしまHome」で制作するプロジェクタで投影可能です。その地域の衛星画像や標高段彩図などを投影できる映写シートもお付けします。立体白地図のサイズは東西・南北ともに20㎝以内に収まる縮尺になります。

残り2個

0人が支援