アプリで英単語を覚えまくるイベント開催! スマホで学習困難を乗り越えるために
自分のペースに合わせて学習できる「インクルーシブ教育」実現に向けて、試作アプリをモニター使用できるイベントを開催します。


サポーター
11人
募集終了
このプロジェクトは、までに目標金額の¥125,000が集まれば成立します。

全国の公立小中学校の通常級に在籍する児童・生徒のうち、約4.5%が「学習面で著しい困難を示す」とされています(2012年文部科学省調査)。また、自閉症スペクトラム障害(以下、ASD)の診断を受ける子どもも増加傾向にあります。
こうした子どもたちでも、通常クラスで自分に合った授業を受けられる「インクルーシブ教育(inclusive education)」の必要性が叫ばれています。ですが、教師の方々の負担を考えると、ただちにインクルーシブ教育を完全な形で実現するのは現実的ではありません。
米国では、行動科学(応用行動分析学)にもとづいた教育・支援方法が、ASDの第一選択治療として用いられています。この教育方法の効果は、数多くの科学的研究によって支持されています。しかし、この教育方法は、ひとりひとりにあわせたレベルの教育を実施するので、各生徒のデータを集め、そのデータに基づいて指導プログラムを頻繁に調整する必要があります。
私は、こうした指導を日本と米国で実践してきましたが、2020年4月より中央大学兼任講師に着任するにあたって、日本の学校で授業についていけなくなった子どもたちにも広く実践することを自己の研究目標だと考えています。
行動科学にもとづいた教育の実践は、専門家による監督が必要な、手間と大きな費用のかかる教育アプローチです。そこで本プロジェクトは、生徒が持っているスマホを利用することで、コスト面での弱点を補い、ひとりひとりにあわせた教育の普及を目指します。
まずは第一歩として、誰もが覚える必要性を感じている「英単語」をスマホアプリで覚えるイベントを企画しました。このイベントを成功させることで、「学校って楽しい!」と思える子どもたちをもっともっと増やしていく研究を進展させていきたいと考えています。
【ご支援いただくみなさまへ】
- 本プロジェクトは寄附型プロジェクトです。利用規約に基づき、ご支援いただいたみなさまの個人情報は、株式会社講談社から、寄附先となる学校法人中央大学に連携させていただきます。
- 本プロジェクト成立後、ご支援いただいたみなさまには、学校法人中央大学からのお知らせ等をお送りする場合もございますが、あらかじめご了承ください。
- また、本プロジェクトに協力いただくキャスタリア株式会社には、ご支援いただいたみなさまの個人情報を無断で共有することはありませんが、同社に関連するお知らせ等については、株式会社講談社または学校法人中央大学を通じてお送りさせていただくことがあります。
【重要なお知らせ(2020.4.7)】
本プロジェクトにおいては、
そんな中、事態の深刻化にともなって、4月7日に政府の発表した緊急事態宣言により、
今後はイベントの実施予定に関して、下記の通り変更の上、プロジェクト自体は継続させていただきますので、ここにお知らせを申し上げます。
- イベントの実施は、
政府による緊急事態宣言の対象期間終了にあたる5月6日以降に延 期させていただきます。 - 本プロジェクトの「イベント参加権」
コースご支援の方につきましては、 プロジェクト成立時点での社会情勢をふまえ、 新たな日程のご案内を差し上げるものとします。 - 本プロジェクトが成立したにもかかわらず、
さらに1年以上の長期間にわたってイベントの開催が難しい等、 実施が困難である状況が判明した場合には、利用規約にしたがい、 イベント参加権コースをご支援のかたに限り、 返金手続きを実施させていただきます。
何卒ご理解・ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
大変困難な状況のなかではございますが、
※このお知らせは、本サービスの「利用規約(
よくある質問
- イベントに参加はできませんが、研究を支援したいです。
- イベントに参加を希望しますが、プロジェクトを成立させるために支援もしたいです。
- プロジェクトが成立したにもかかわらず、イベントが予定通り開催できない場合はどうなりますか。
冨樫 耕平
中央大学
国際情報学部
兼任講師
研究内容
応用行動分析、行動システム分析
自己紹介
心理学博士(Ph.D.)、米国・協会認定行動分析士(BCBA-D)、臨床心理士、フルブライト・フェロー。発達障害の診断を受けた子ども達との関わりを通して、日本の子ども達とそのご家族が置かれている現状にショックを受ける。行動分析学を応用した取り組みに関する知識と実践者としてのスキルを高めるため、フルブライト奨学生として米国、ウエスタン・ミシガン大学大学院へ留学。博士号取得後、カルフォルニア州でクリニカル・スーパーバイザー(BCBA-D)として勤務をした後、帰国。専門は、行動分析学を応用した発達障害児の支援・教育、問題行動の改善、スタッフ・トレーニング、パフォーマンス・マネジメント、行動システム分析を用いた取り組み。ひとりひとりにあわせた効果的な教育の普及を生涯の目標としている。
プロジェクト数
0件
リターン
¥3,000
【親子ペア】スマホで英単語を覚えまくる!イベント参加権
10組様限定で「英単語を覚えまくれるアプリ」をモニター使用できるイベントに参加いただきます。
以下のすべてを満たすことが参加条件となります:
- イベント参加時にお子さんが小学校3年生~小学校6年生であること
- 通常級に在籍していること(通級による指導を受けているお子さんも参加いただけます)
- お子さんが、英語アルファベットの大文字と小文字の読み書きができること
- お子さんが、お持ちいただくスマホ、あるいは、タブレットの基本的な操作(たとえば、電源を入れる、文字を入力する)をひとりでできること
- イベント実施中、ビデオ撮影にご協力いただけること
- イベント当日、親子共に咳、くしゃみ、発熱等の症状がないこと(コロナウイルス感染予防のため、これらの症状が見られた場合、イベントには参加いただけません)
当日はwi-fi接続とアプリのダウンロードが可能なスマホかタブレット端末をお持ちください。キャスタリア(株)の協力による試作アプリを使って英単語を覚えていただきます。
※新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言に従い、日程は今後の情勢に応じてご参加のみなさまと調整させていただきます。
残り8個
2人が支援
¥1,500
電子書籍『おべんきょうを楽しく――行動科学にもとづいた教育方法』
授業についていけず、学校が嫌いになってしまう子どもたちをゼロにするために、「行動科学」にもとづいた教育方法を分かりやすく解説――。
本プロジェクトを実施する冨樫耕平(臨床心理士、中央大学兼任講師)の研究成果をまとめた書き下ろし電子書籍を提供します。
1万5000字程度で、以下のような内容を予定しています。
・なんで勉強が嫌い・苦手なの?
・困っている子どもを責めないで
・生まれつき学ぶことのできない子どもなんていない
・行動科学(徹底的行動主義)にもとづいた教育方法とは?
・未来へのビジョン
※画像は2020年3月段階での草稿を写したものです。
個数無制限
11人が支援
¥50,000
論文謝辞にお名前掲載
冨樫耕平(臨床心理士、中央大学兼任講師)が本プロジェクトの成果を報告した論文謝辞に、お名前を掲載します。掲載するお名前はペンネームでも可能です。論文の発表は、中央大学の紀要等を通じて行う予定です(画像は、データベース「中央大学学術リポジトリ」 )。刊行のあかつきには、抜き刷りを1部進呈します。
電子書籍『おべんきょうを楽しく――行動科学にもとづいた教育方法』も付属します。
残り1個
1人が支援
¥60,000
書籍あとがきにお名前掲載
本プロジェクトの共同研究者、岡嶋裕史(中央大学教授)が2020年内に光文社新書より刊行予定の新著『大学教授、発達障害の子を育てる(仮)』あとがきに協力者としてお名前を掲載します。
同書は、本プロジェクトで実践される予定の教育手法も試みながら、著者が発達障害でもある実子を療育していく様子を報告したものです(現在、光文社サイト「本がすき。」にて好評連載中。画像は連載ページのスクリーンショット)。
刊行のあかつきには、著者サイン入り見本を1部進呈します。
電子書籍『おべんきょうを楽しく――行動科学にもとづいた教育方法』も付属します。
残り2個
0人が支援
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