化学

新薬の可能性は「毒きのこ」にあり。創薬の未来につながるデータベースをつくりたい!

最新の分析装置で膨大な数の毒きのこを分析し、画期的な新薬の可能性につながるデータベース構築を目指します。

井之上浩一(立命館大学)
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これまでに集まった金額
¥168,000
16.8%

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このプロジェクトは、までに目標金額の¥1,000,000が集まれば成立します。

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現在、日本には、5000種類のきのこが存在すると言われています。

ですが、そのなかには名前すらついていないきのこも存在しています。

そして数多くの毒きのこが存在するのも事実ですが、その毒の成分が何であるか? ひとつのきのこに複数存在するのか? どのような作用を示すのか? こうした多くの疑問にはまだ答えが出せていません。

 

これまで、きのこの分類は形態学(形や色など)を中心に行われてきましたが、遺伝子解析や分析技術の発展が進むことで、同種とされてきたものが遺伝的には異種だと断定されたり、同種であっても生育地域によって含有成分が異なることが分かったりしています。

ならば、その作用も地域差もわかっていない毒きのこについても、最新の分析をほどこすことができるのではないでしょうか。

きのこ毒は薬にもなるという言い伝えがあります。実際、すでにきのこ毒から抗がん剤や免疫抑制剤、インフルエンザ抑制薬などを開発する研究が進んでいます。

そこで、私たちの研究室にある理化学的装置「高速向流クロマトグラフィー」で、膨大な数の毒きのこの分析に挑戦します。この装置では、日本では他にほとんど類を見ない「全成分回収型の単離精製」が可能になります。この技術で、まずは関西・信越地域の野生きのこについて、完全な単離精製を行い、データベース構築を目指します。すでに、和歌山県産のツキヨタケとカキシメジ(いずれも毒きのことして有名)を用いて、実験を進めています【引用】。

いただいたご支援で、2020年春を目指して、毒きのこ(写真・形態)、採取環境、分析結果、創薬シーズ情報などを取りまとめ『立命館「毒きのこ」データベース』を構築し、第一期を本学のサイトに公開します。その先に、まだ見ぬ画期的な新薬の可能性が現れてくるはずです。一緒に「創薬の研究」をはじめませんか?

【引用】Uto, Y., Sasaki, K., Takahashi, M., Morimoto, K., Inoue, K. Application of high-speed countercurrent chromatography for the purification of high-purity illudin S from Omphalotus japonicus. Analytical Sciences, 35, 789-792 (2019) 

イメージ図(詳細は研究室ホームページにて)

関連情報

臨床分析化学研究室(井之上研究室)

 

※本プロジェクトは、「寄附型」になります。ページ下部の「よくある質問」に、寄附型プロジェクトに関する一般的な注意事項も記載させていただきますので、必ずご確認の上、お申し込みください。

お知らせ

【研究計画】
2019年7月下旬 クラウドファンディング挑戦
2019年8月~ 毒きのこの採取、分析の検証
(分析やデータベース構築は、随時実施します)
【達成後】
2020年4月 立命館「毒きのこ」データベースのプレリリース
2020年7月~8月 支援者との毒きのこ観察会・採取会
(夏休みの自由研究に利用できるよう、がんばります!)
2020年秋 学会発表予定
(支援者の謝辞を登載します)
2020年冬 学術論文もしくは総説などの投稿準備

よくある質問

「全成分回収型の単離精製」とはどういうことですか? どこがすごいのですか?
毒の成分や薬の候補となる化学物質は、従来はポリマーを利用して精製を行ってきました。
こうした今までの分析技術だと、このポリマーに吸着して離れない(離れにくい、分解してしまうなどの)成分や化学物質は回収できず、見過ごしていた可能性がありました。
今回の私たちの使う方法は、「液体-液体(水と油)の作用」を利用しているので、すべての成分や化学物質を分離できます。これまで見過ごしていたものも獲得できるので、毒きのこから、今までに発見されていない薬の候補が見つかるかもしれません。
きのこ観察会・採取会は子どもでも参加できますか?
もちろん可能です。山登り(2~3時間程度のハイキング)ができる人であれば誰でも参加できます。
夏休みの宿題などにご利用ください!
「高速向流クロマトグラフィー」での分析の様子は動画などで見られますか?
臨床分析化学研究室ホームページにアップする予定です。一緒に、研究室の雰囲気もご覧いただけるようにいたします。
分析に必要なのは「毒きのこ」だけなのですか?
毒きのこだけではありません。現在、日本に自生するきのこは、5000種類以上と言われています。しかし、その中でも食用は数百種類、毒きのこは50種類程度しか知られておらず、大部分は「不明」です。
いろいろな迷信がありますが、化学分析(成分の詳細や遺伝子など)の対象とされたものは、ほとんどないのが現状です。
私たちの研究室では少しでも多くの化学分析を行い、後世にそのデータを残すことが必要だと考えています。
つまり、なんでも、分析してみます!
東京に住んでおり、採取会に参加できません。自宅近くで見つけたきのこを郵送で分析してもらうことはできますか?
ぜひ、提供してください。私たちの分析対象試料(データベース)とします。ただし、「カエンタケ」のような触れるだけで、皮膚がただれ、死に至るとても危険なきのこもあります。
一度、厚生労働省の「自然毒のリスクプロファイル」をご覧いただけると良いかもしれません。
「寄附型」プロジェクトとは、どのようなものですか?(枠組み/個人情報の取り扱い/領収書の発行主体など)
ブルーバックスアウトリーチ事務局がお答えします:「寄附型」プロジェクトでは、起案者である研究者の方が呼びかけ人となってプロジェクトを行い、所属している大学等の基金などへの寄附を呼びかけるプロジェクトです。ブルーバックスアウトリーチでお支払いいただく支援金は、そのまま大学等の研究機関の寄附受付口座などに届けられます。
こうしたプロジェクトでは、「寄附型」ではないプロジェクトとは異なり、支援者のみなさんの寄附を受け付ける(寄附契約を結ぶ)のは、各大学等の寄附基金になり、領収書の発行や、リターンの発送なども、原則として各大学等から行われます。
これらの寄附、および各大学等が行うリターンなどの業務のため、ブルーバックスアウトリーチは、必要な個人情報を、大学等と共有させていただきます。
より詳しくは、「利用規約(寄附型プロジェクトに関する特則)」をご参照ください。

井之上浩一

立命館大学
薬学部
准教授

研究内容

臨床分析化学研究室

自己紹介

研究テーマはレギュラトリーサイエンスを目指した応用分析化学。 クロマトグラフィーや質量分析法を用いて、臨床/食品分野に注目した新たな測定技術の開発を目指しています。

プロジェクト数

1

プロジェクトについて質問する

リターン

¥1,000

「研究経過報告書(メール版)」の送付

定期的に研究の進捗状況を報告書としてメールマガジン形式にて送付いたします。

個数無制限

4人が支援

¥5,000

きのこ観察会・採取会へのオンライン参加権+研究経過報告書にお名前掲載

・「研究経過報告書(メール版)」の送付

以上に加え、2020年夏に関西地区で開催予定のきのこ観察会・採取会に、オンライン上で参加いただけます。また、その模様を収めた動画を一定期間アーカイブで閲覧できます。
さらに、研究経過報告書にお名前(御希望の方のみ、コメントなどでも構いません)を掲載させていただきます。

残り98個

2人が支援

¥10,000

きのこ観察会・採取会への参加権

・「研究経過報告書(メール版)」の送付

・きのこ観察会・採取会へのオンライン参加権+研究経過報告書にお名前掲載

以上に加え、関西地区で開催予定のきのこ観察会・採取会に参加いただけます。きのこ採取の方法を学ぶワークショップ、研究室見学も同時開催予定です。ご自身の交通費は別途ご負担をお願いします。

「創薬の未来」を夢見る方、子供たちに経験させたい方、貴重な経験をしたい方など、将来の創薬に繋がるデータベースづくりにあなたも参加しませんか?

残り45個

5人が支援

¥30,000

学会発表資料にお名前を掲載

・「研究経過報告書(メール版)」の送付

・きのこ観察会・採取会へのオンライン参加権+研究経過報告書にお名前掲載

・きのこ観察会・採取会への参加権

上記に加え、学会発表資料にお名前を掲載します。その際、採取会で分析対象となるきのこを採取された方は、採取きのこ名とともに掲載いたします。
※本プロジェクトの学会発表は、2020年秋以降を予定しています。
※謝辞として、発表スライド(もしくはポスター)に記載します。その内容もpdfファイルとして贈呈します。
※きのこ観察会・採取会に参加いただけない方は、郵送で試料を提供いただくことが可能です。
※きのこ観察会・採取会では、交通費は別途ご負担をお願いします。

残り15個

0人が支援

¥50,000

学術雑誌(別刷り含む)の謝辞のスペースに、支援者としてお名前を掲載

・「研究経過報告書(メール版)」の送付

・きのこ観察会・採取会へのオンライン参加権+研究経過報告書にお名前掲載

・きのこ観察会・採取会への参加権

・学会発表資料にお名前を掲載

上記に加え、学術雑誌の謝辞スペースに支援者様のお名前を掲載します。学術雑誌は、世界中の研究者や知識人が読むもので、また、世界中の図書館やWeb上に載るものです。ご支援のよい記念にしていただければと思います。

※きのこ観察会・採取会では、交通費は別途ご負担をお願いします。

残り10個

0人が支援

¥100,000

『立命館「毒きのこ」データベース』のアクセス権

・「研究経過報告書(メール版)」の送付

・きのこ観察会・採取会へのオンライン参加権+研究経過報告書にお名前掲載

・きのこ観察会・採取会への参加権

・学会発表資料にお名前を掲載

・「毒きのこ成分データベース」アクセス権

・学術雑誌(別刷り含む)の謝辞のスペースに、支援者としてお名前を掲載

上記に加え、本プロジェクトの内容をまとめた『立命館「毒きのこ」データベース』へアクセスしていただけます。

※きのこ観察会・採取会では、交通費は別途ご負担をお願いします。

個数無制限

1人が支援

¥200,000

出張講義

・「研究経過報告書(メール版)」の送付

・きのこ観察会・採取会へのオンライン参加権+研究経過報告書にお名前掲載

・きのこ観察会・採取会への参加権

・学会発表資料にお名前を掲載

・「毒きのこ成分データベース」アクセス権

・学術雑誌(別刷り含む)の謝辞のスペースに、支援者としてお名前を掲載

以上に加え、研究者本人が本プロジェクトに関する出張講義(創薬、分析化学、食品衛生など)を実施いたします。
交通費は別途ご負担をお願いします。

残り3個

0人が支援